
学識経験者や多くの一般市民が反対しているにも拘わらず、それを完全無視して憲法違反の戦争法を強行成立させた凶人安倍は、人気回復とばかりに「アベノミクスは第2ステージへ移る。『1億総活躍社会』を目指す」などとほざいて、強い経済など「新3本の矢」を提唱し、2014年度に約490兆円だった国内総生産(GDP)について「GDP600兆円の達成を明確な目標に掲げたい」と宣言した!

しかし、その内容が余りにも具体性が欠いた為、市場は大幅に下げた。それにも拘わらず凶人安倍が強気の姿勢を崩さないのは、サイコパスな奴が「アベノミクスは成功した」と信じて疑っていないからだ!
だが、これまで奴の強気を支えてきた大企業の景気判断もここへ来て変化を見せ始めているようだ!
(以下、引用)
アベノミクス目詰まり 短観景況感悪化
中国経済の減速などをきっかけにアベノミクスの屋台骨である大企業が揺らぎ始めている。日銀が一日発表した企業短期経済観測調査(短観)では、景気動向の目安とされる大企業製造業の景況感が、三・四半期(九カ月)ぶりに悪化。安倍政権は企業業績を改善させることで賃上げや消費を上向かせる経済の好循環を目指すが、シナリオの要となる大企業が景気の現状に不安を抱き始めている。

■慎重
「現地事業に大きく影響しなければいいが」。鉄鋼・機械商社、岡谷鋼機(名古屋市)の岡谷篤一社長は中国経済に懸念を示す。取引がある中国資本の自動車メーカーについて「設備投資に慎重さが出てきた」と指摘する。
今回の短観では、大企業製造業を中心に景況感が悪化し、大企業の景況感が汎用(はんよう)機械で九ポイント、電気機械で七ポイント下落。三カ月後の先行きも悪化した。
短観では中小企業製造業の景況感は横ばいだったが、中国減速の影響はじわりと広がっている。ねじ製造を手がける中部製作所(名古屋市)の大野正博社長は「中国で売れなくなった産業車両向けの需要の落ち込みが大きい」と明かす。
日銀の大規模金融緩和で円安が進み、輸出産業を中心に業績は大幅に回復した。しかし輸入原材料費は膨張。身の回りの食料品や日用品は値上がりが目立つ。焼き肉チェーン、あみやき亭(愛知県春日井市)の佐藤啓介社長は「仕入れコストが上がっても、われわれが値上げできるような家計のゆとりを感じない」と指摘。「個人消費の先行きにはマイナスの雰囲気が漂っている」と身構える。
■圧迫
企業は稼いだお金を使うことに依然慎重だ。法人企業統計によると、企業が持つ現金や預金の額は安倍政権が発足した二〇一二年十~十二月期に比べ二割増えたが、人件費は6%減少している。このまま企業がお金を使わなければ、政権が描く好循環シナリオは破綻せざるを得ない。
「(企業にとって)現在の収益を使って将来のための行動に移るタイミングは、早い者勝ちだ」。日銀の黒田東彦(はるひこ)総裁は九月末の講演で企業の背中を押した。
安倍首相は九月下旬の記者会見で「デフレ脱却はもう目の前だ」と語った。しかし、企業のデフレ意識は根深い。「まだデフレ真っただ中。賃上げどころか現状維持に必死だ」と、東京都練馬区の住宅建材加工業経営者は嘆く。
安倍政権が重視する株価も下げ止まらない状況に陥っていることも重しとなっている。
「経済の回復に確信が持てない。監督官庁からの要請がなければ、賃上げには踏み切れていない」。こう明かすのは大手生保関係者。金融庁から二年前に受けた賃上げ協力要請が現在も業界を縛り、賃上げに踏み切った。しかし賞与だけでなく基本給の上昇を決断できたのは一部企業にとどまった。
■ベア
日銀が短観の結果を踏まえ、物価見通しを下方修正すれば、二〇一六年春闘の賃上げにも関わってくる。基本給を底上げするベースアップ(ベア)は物価上昇が根拠の一つとなるため、一五年春闘で大企業などに相次いだ高額ベアは難しくなってくる。
お金が回らず目詰まりを起こしているアベノミクス。家計や中小企業にその恩恵は達しないまま、政権は新第三の矢を掲げ、第二ステージに移ろうとしている。

(東京経済部・須藤恵里、名古屋経済部・桐山純平、坂田奈央)
(以上、中日新聞より引用)---------------------------
狂人ノダブーによる自爆テロ解散によって凶人安倍が復権して1000日余り、これまで「アベノミクスの成功」という虚像を支えてきたのは株価の上昇であり、それはバブル経済に踊った共産支那の存在と約140兆円の公的年金を運用する年金積立金管理
運用独立行政法人(GPIF)を通じた株式の買い支えによるところが大きい!
だが、共産支那のバブル経済は崩壊し、世界的な株価暴落によってGPIFは7~9月期だけで9.4兆円ものの欠損を出していたのだ!


さらに言えば、昨年4月に強行された消費税の大増税と円安誘導による悪影響が余りにも大きい!この2つの大失政によって内需を支える個人消費は青息吐息状態であり実質賃金は上昇するどころか減少しており、日本経済はデフレ脱却どころの騒ぎではなくなっているのだ!

いずれにせよ、日本の経済実態すらロクに理解が出来ない経済オンチ揃いの凶人安倍一味はこの1000日余りの間で無理やり円安誘導で外国人観光客を誘致して、輸出産業を儲けさせて、そして消費を減らしてGDPを5年ぶりのマイナス成長にしてしまったのだ!


その大失政を認めるどころか言うに事欠いて「アベノミクスの第2ステージ」などとほざく無能無責任な経済オンチどもにこの国の舵取りを任せておいては一般市民の生活がそれこそ死屍累々の状態になってしまう!
そうなる前に、無能無責任卑劣な凶人安倍一味には退場して頂くことが一般市民や日本経済のためだ!



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