アメリカの圧力に屈し日米共同開発に落ち着いたF-2が、結局予算削減の煽りを喰らい調達機数が削減されてしまったのは記憶に新しい所である。
 そのため、F-2で代替できない分のF-4EJ改に替わる次期FXを空自が選定中である。
 ところがその最有力候補とも言えるF-22Aラプターの情報をアメリカ側が提供しないため、久間防衛相が噛み付くようである。

F22情報、米に提供要求へ=次期主力戦闘機選定-久間防衛相

 久間章生防衛相は27日午前の閣議後の記者会見で、航空自衛隊の次期主力戦闘機(FX)選定で有力候補となっている米空軍の最新鋭F22戦闘機について、30日にワシントンで行うゲーツ米国防長官との会談で、性能など必要な情報の提供を求める考えを明らかにした。
 久間氏は「どういう装備で、飛行したときにどうなのかはこれから研究、調査しないと分からない。まず情報を開示してください、ということは機会あるたびに言おうと思う」と述べた。



--------------------以上引用-------------------

 いつもトンデモ発言を繰り返す久間防衛相だが、たまにはまともなことも言うようだな!
 もっともアメリカが最新軍事技術の結晶たるラプたんについて、情報漏洩しまくりでスパイ天国たる我が國教えたがらないのも理解はできるが。

 それはさておき、確かにラプたんが現有戦闘機の中では飛び抜けて高性能であるのは事実であり、特亜に対する航空優勢を維持する上で、空自がノドから手が出るほど欲しがるのは当然である。

 ただその高性能故のデメリットも存在している。その最たる物がライセンス生産であり、我が國独自仕様の反映であろう!
 恐らくアメリカは完成機購入を迫ってくるはずであり、そのためソースコードなどのソフトウェアもブラックボックス化する可能性が極めて高いと思われる。さらに空自の現有AAMである99式空対空誘導弾はその大きさからラプたんのウエポンベイには搭載できない可能性が高い。
 つまり我が國独自の技術が生かせないばかりか航空産業の発展には何ら寄与するものが無いと言わざるを得ない。

 であれば、ムリにラプたんを選択せず、アビオニクス改造等の余地があるとされるユーロファイター・タイフーンを繋ぎで導入し、その間に我が國独自技術で開発中である先進技術実証機「心神」の発展型次期主力機とするのも良いのではなかろうか!

先進技術実証機「心神」


 昨今の6か国協議の経緯従軍慰安婦追軍売春婦に対する対応を見ると、何でもかんでもアメリカに頼り切るのは政治的軍事的にリスクが高いと言わざるを得ない。そういう中で、真に我が國の國防に寄与するにはどれがベストかよく考える必要があろう!
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2007.04.27 Fri l 軍事関係 l コメント (3) トラックバック (0) l top

コメント

ユーロファイターもいいね~
なにしろ値段が安い!
あと、ユーロ圏との連携も期待できそうだし~
2007.04.27 Fri l sarah. URL l 編集
スーパークルーズ
sarah さん、ども♪

ユーロファイターはステルス性能こそラプたんに劣りますが、アフターバーナーなしでスーパークルーズ出来ますし、アビオニクスも国産が使える可能性が高いようです。
つなぎとしてはよりよいのではないですかね♪

2007.04.27 Fri l ステイメン@管理人. URL l 編集
特攻機ラプター
F-22Aラプターは、主力迎撃戦闘機としてよりも、少数機による戦略精密爆撃を隠密裏に実行できる「特殊攻撃機」として期待した。F2を再生産して、繋ぎ役を任せ、「我が國独自技術で開発中である先進技術実証機「心神」の発展型を次期主力機とする」のが日本の高度航空技術の継承の点で理想的な筋書きだと思う。
無人機による偵察・情報収集が常態化し、爆撃の無人化もほぼ視野に入っている。「心神」の発展型である日本のXF3が、今世紀最後の有人戦闘機になるかもしれない。

2007.05.06 Sun l 朝日将軍. URL l 編集

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