5日のエントリで取り上げた日本版ホワイトカラーエグゼンプション導入を求めた労働政策審議会には奥谷禮子、本名を米澤禮子という人物が臨時委員として労働条件分科会に参加している。

 この奥谷という人物規制改革・民間開放推進会議議長という地位を利用し政府の規制緩和を自らの商売に直結させているオリックスの宮内と懇意であり、また宮内ともども村上ファンドとの繋がりが強いと言われる人物である。

 さて、この人物の週刊誌インタビューでの大放言が衆院予算委で話題になったようである。

「過労死は自己管理の問題」奥谷氏発言が波紋

 過労死するのは本人の自己管理の問題――。労働政策審議会(厚生労働相の諮問機関)の分科会委員、奥谷禮子氏(人材派遣会社社長)の週刊誌インタビューなどでの発言をめぐって、7日の衆院予算委員会で論議があった。民主党の川内博史議員が「あまりの暴言だ」と指摘柳沢厚労相も「まったく私どもの考え方ではない」と防戦に追われた。

 奥谷氏は、一定条件を満たした会社員を労働時間規制から外す「ホワイトカラー・エグゼンプション」(WE)の積極推進論者。労働時間規制をなくせば過労死が増えるとの反対論に対し、経済誌「週刊東洋経済」1月13日号で、「経営者は、過労死するまで働けなんていいません。過労死を含めて、これは自己管理だと私は思います」などと反論。また「祝日もいっさいなくすべきだ」「労働基準監督署も不要」とした。労政審分科会でも「労働者を甘やかしすぎ」などと発言している。

 奥谷氏は朝日新聞の取材に対し、「発言の一部分だけをとらえた質問は遺憾だ。倒産しても、会社は社員を守ってくれない。早くから自律的な意識をもつべきで、労働者への激励のつもりで発言した」と話した。

--------------------以上引用-------------------

 労働者を甘やかしすぎ」だと!ふざけるな(#゜Д゜)ゴルァ!!
 労使の力関係が著しく偏った今の日本で、一体どれだけ多くの勤労者が家庭や自分の健康を犠牲にして会社のために働いているか理解しているのか!
 ましてやバブル崩壊後の大リストラによる正社員削減により、残った社員達は数少ない人員でサービス残業もしながら必死に仕事を回しているのが現実なのではないか!
 その勤労者が直面する現実を全く無視し、「過労死は自己管理の問題」とは一体何様のつもりだ!

 ちなみに2000年3月の過労自殺訴訟に関する最高裁第二小法廷判決において、企業の義務として「疲労が過度に蓄積して労働者の心身の健康を損なうことのないように注意する義務」があると判断されている。

このような日本国憲法により保証された労働基本権を全く無視した暴論を平気で吐く人物政府関係の公職に就かせて良いのか!宮内にしろ奥谷にしろこのような輩が描く社会がもし実現したのならその社会は極一部の富裕層のために大多数の国民が社会の底辺を彷徨う正に死屍累々な状況であろう。そのような社会が「美しい國」であろう筈がない!
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2007.02.08 Thu l 経済 l コメント (1) トラックバック (1) l top

コメント

こんばんわ
こんばんわ、全く同意です。
たかが人夫出しが何を偉そうに語るか、とっとと氏ネの一言。
2007.02.09 Fri l ajapoo. URL l 編集

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 ふだんは訪れる人もまばらな閑静なこのブログに、昨夜から多数のお客様が…。 何事かと思って調べてみたところ、どうやらasahi.comのこの記事↓(本日の朝日新聞朝刊にも掲載)が原因のようです。 「過労死は自己管理の問題」奥谷氏発言が波紋(2/7asahi.com) 過労死す
2007.02.09 Fri l カイロスの前髪