コイズミ首相の歴史的な靖國参拝から一夜が明け、新聞各紙が揃って社説で取り上げている。ここは賛成反対両者の代表的なものを取り上げてみよう。

 まずはアカピー違った朝日新聞

靖国参拝 耳をふさぎ、目を閉ざし

 終戦記念日の朝早く、小泉首相が靖国神社に参拝した。
 これまで5回の参拝はいずれも、自民党総裁選で公約していた8月15日を避けた。その理由を首相は「再び内外に不安や警戒を抱かせることは私の意に反する」と説明してきた。
 それが今回は「15日を避けても、いつも批判、反発し、この問題を大きく取り上げようとする勢力は変わらない。いつ行っても同じだ」と開き直った。ぶれないことが売り物の首相にしては大ぶれ、まさに支離滅裂である。
 15日は韓国にとって植民地支配から解放された記念日であり、中国にも歴史的な日である。そこに、彼らが「感情を傷つけないでほしい」と中止を望む靖国参拝をぶつけた。
 幸い、両国は抑制された抗議にとどめているが、外交的な挑発と受け止められかねない行動だ。
 戦後60年を迎えた1年前のこの日、首相は戦争でアジアの人々に与えた被害に対し「痛切な反省と、心からのお詫(わ)びを表明する」という談話を出した。このメッセージとの落差はあまりに大きい。
 首相はきのう、参拝反対論にこう反論した。「突き詰めれば中国、韓国が不快に思うことはやるなということだ」
 首相の目には、日本国内にある反対の広がりが見えないのだろうか。
 朝日新聞の7月の世論調査では、参拝反対が57%で、賛成の2倍に達した。新聞も大半の全国紙、地方紙が反対の立場だ。自民党内ですら、歴代首相ら重鎮の多くをはじめ、反対論や慎重論を唱える人は少なくない。連立パートナーの公明党は明確に反対している。
 首相は、こうした声をすべて中国や韓国に媚(こ)びる勢力とでも言うつもりなのだろうか。「いつも批判する勢力」と切り捨てようというのか。
 首相は「A級戦犯のために行っているんじゃない」と言う。これが国内的にも国際的にも通用する理屈ではないことを首相はついに理解しようとしなかった。
 首相の参拝のあと、日本武道館で開かれた政府主催の全国戦没者追悼式で、河野洋平衆院議長はこう述べた。「戦争を主導した当時の指導者たちの責任をあいまいにしてはならない」。外国に指摘されるまでもなく、日本自身の問題として看過できることではないのだ。
 首相はまもなく表舞台を去る。5年余の小泉政権の締めくくりでこんな参拝が強行されたことを、私たちは残念に思う。あとひと月あまりの政権だから、外交や内政への影響も小さかろうと見ての行動だったとすれば、さらに情けない。
 6回に及んだ首相の靖国参拝は誤りだった。戦没者の追悼という大事な問題で国内に亀裂を生み、偏狭なナショナリズムを刺激し、外交を行き詰まらせた。
 この重い「負の遺産」をどう乗り越えるか。次の政権の課題であると同時に、国民みずからが戦争責任などをめぐる議論を深めていくことも必要だ。

--------------------以上引用-------------------

 アカピーの世論調査の結果や母数など知ったことではないが、YAHOOの「みんなの政治」で行われている投票の結果を見ると、16日20時30分過ぎの段階であるが、総数約60,000票弱で参拝することは構わないとしたのが実に84%約49,000票にのぼっている。これが多くの国民の意見ではないのか?

 次に産経新聞

■【主張】8・15靖国参拝 国の姿勢示した小泉首相
 小泉純一郎首相は15日、靖国神社に参拝した。終戦記念日の首相参拝は、昭和60年の中曽根康弘元首相の公式参拝以来、21年ぶりである。
 小泉首相はモーニング姿で「内閣総理大臣小泉純一郎」と記帳し、昇殿参拝した。国民を代表しての堂々とした歴史的な参拝であった。小泉首相は5年前の自民党総裁選で、「いかなる批判があろうとも、8月15日に参拝する」と訴え、首相に就任した。当然のことだが、その約束を完全に果たした。 中国と韓国はこれまで、小泉首相の参拝日にかかわりなく、常に「反対」の大合唱を繰り返し、日本の一部マスコミや識者もそれに便乗してきた。中韓の内政干渉に対し、8月15日の首相靖国参拝は、国の戦没者慰霊のあり方と外交姿勢をきちんと示した。
 靖国神社に祀(まつ)られている246万余柱の霊のうち、213万余柱は先の第二次大戦の死者だ。その意味でも、大戦が終結した日の参拝は格別、意義深いものがある。
 参拝後、小泉首相は「多くの人が15日だけはやめてくれと言うから、避けて参拝したが、いつ行っても混乱させようとする勢力がある。いつ行っても同じなら、きょうは適切な日ではないか」と話した。首相就任後、最初の参拝で、中国や韓国に配慮すべきだとする政府・与党内の一部の意見を入れ、8月13日に“前倒し”参拝したことへの反省の思いが込められている。
 平成14年以降も、小泉首相は春秋の例大祭や元日などを選んで年1回の靖国参拝を続けてきた。8月15日を避けたとはいえ、いつ参拝しても、それぞれ意義があったことを、多くの国民に伝えたことは評価されてよい。
 特に、春秋の例大祭は、安政の大獄で刑死した幕末の思想家、吉田松陰らすべての国事殉難者を慰霊の対象としており、終戦記念日の参拝とは違った意義をもつ。
 靖国神社は今年の終戦記念日も、参拝者の長い列ができた。戦没者遺族に交じって、親子連れや若いカップル、学生らの姿がさらに増えたように思われた。靖国参拝は遺族の世代からその子や孫の世代へと受け継がれている。国民のだれもが自然な気持ちで国のために死んだ先祖の霊を慰める静かな杜(もり)であり続けてほしい。

--------------------以上引用-------------------

 次に主要国の反応であるが

盧大統領、刺激避け非難 米は「日本の国内問題」 靖国参拝

 韓国政府は15日、小泉純一郎首相の靖国神社参拝に対し「深い失望と怒り」の声明を発表したが、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は同じ日の「光復節記念演説」ではことさら靖国問題には触れなかった。韓国マスコミは「政府は強力対応へ」と反日気分をあおっていたが、政府の対応は予想より自制(?)されたもので、この問題での小泉以後に“含み”を感じさせる。
 これは中国が小泉以後を念頭に対日関係の局面転換を模索していると伝えられることから、韓国政府としては韓国が突出して「ハシゴをはずされる」ことにならないよう、これまで以上の強硬非難は手控えたものとみられている。
 盧大統領演説で日本に触れた部分は比較的少なく、今後の東アジアの不安要因である新たな“覇権主義”への警戒として「日本の憲法改正論議」に憂慮を表明。従来の“反日テーマ”である独島(日本名・竹島)問題や歴史教科書、靖国参拝、慰安婦問題を列挙して「実質的な解決措置」を求めるにとどまった。
 ただ覇権主義では日本への警戒は語りながら中国にはまったく触れず、中国の覇権主義を明確に批判した民間代表の「光復会」会長の演説とは対照的だった。
 大統領演説で注目されるのは、日本警戒論の一方で北朝鮮に対してはひたすら「寛容と和解」を強調したことだ。ミサイル問題にはまったく言及せず、北朝鮮がもたらした「過去の戦争や拉致などの苦痛」にも反省や謝罪は求めず「広い心と長い視野で過去を許し和解と協力の道を進むべきだ」と述べている。
 演説は北朝鮮にとりあえず6カ国協議への復帰や核放棄は求めているが、対日姿勢とは異なり「敵対的感情を刺激して信頼が崩れることがないよう」に国民に「寛容と忍耐」を訴えるなど、盧武鉉政権の反日・親北・民族主義をあらためて確認したものだった。
 一方、歴史的に日本支配から解放された「8.15」のこの日、韓国マスコミはテレビが小泉首相の靖国神社参拝を日本から中継放送するなど異様に関心を示していたが、街では目立った反日運動はなく、政府とマスコミの反日が突出していた。
 街頭では過去がらみの日本問題より現在、大きな政治的争点になっている米国や北朝鮮問題で左右両派のデモや集会が目を引く。有事の際の作戦統制権を韓国が握る問題などで、これを米韓同盟の弱体・崩壊につながるとして反対する反盧政権の保守・右派勢力と、反米・親北の左派勢力が対立している。
 ただ盧武鉉政権は安保問題では反米・自主を主張しながら米韓FTA(自由貿易協定)締結交渉は積極的に進めており、この問題では右派が支持、左派が反対という複雑な風景になっている。

            ◇

 ≪中国外相 「国際正義への挑戦」≫

 ■「見当違い」宮本大使反論

 中国外務省は15日、小泉純一郎首相の靖国神社参拝に対し「強烈に抗議する」とした外務省声明を異例の早さで発表した。声明発表後、中国の李肇星外相は宮本雄二・駐中国大使を同省に呼び「強い憤り」を表明した。
 声明では「中日関係の政治的基礎を破壊した」と非難する一方で、「日本各界の有識者が政治的障害を取り除き、一日も早く中日関係を正常な発展軌道に戻すことに力を注ぐと信じる」と強調。「ポスト小泉」の最有力候補である安倍晋三官房長官が今後、参拝しにくい環境を作り出す姿勢をにじませた。
 これに対し、宮本大使は李外相から「国際正義への挑戦」と言われたことに「全くの見当違いと言わざるを得ず、受け入れられない」と反論。靖国問題を理由に首脳会談を拒否している中国側に強い不満を表明した。
 一方、中国のインターネット上では、「日本から戦後賠償を利息とともに取るべきだ」「国の恥を忘れず、実際の行動を起こすべきだ」といった書き込みが相次いだ。
 北京の日本大使館前では、尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領有権を主張する民間団体「中国民間保釣連合会」などのメンバー40人が抗議集会を開いたが、かつての反日デモのような広がりは見られなかった。

          ◇

 ■邦人の安全確保 中韓両国に要請 谷内外務次官

 外務省の谷内正太郎事務次官は15日、中国の孔鉉佑駐日臨時代理大使、韓国の羅鍾一駐日大使と外務省内で相次いで会談した。小泉純一郎首相の靖国神社参拝に抗議する孔、羅両氏に対し、谷内氏は「参拝の真意は犠牲者に対する心からの追悼、敬意、感謝の気持ちを表すためだ。指摘は受け入れられるものではない」などと説明し、中国や韓国にいる日本人の安全確保を要請した。
 孔氏は「戦犯が祭られる靖国神社の参拝は国際的正義に対する挑戦で、人類の良識を踏みにじるものだ」と抗議した上で、「日本の行動を見極めながら反応していく」と述べ、次期首相に対して自制を促した。

           ◇

 ≪台湾は賛否言及避ける≫

 中央通信によると、台湾外交部(外務省)の呂慶竜報道官は15日、小泉純一郎首相の靖国神社参拝について、「日本は過去の歴史を正視すべきだ」と指摘する一方、「台日関係が強化されることを期待する」と述べて参拝の賛否には言及せず、対日関係を重視する従来の姿勢を強調した。呂報道官は「日本は積極的にアジア・太平洋地域の平和に貢献してほしい」とも語り、中国と政治的に対立する台湾として、域内の多様な世論に配慮する姿勢を示した。

            ◇

 ≪米「日本の国内問題」≫

 デイナ・ペリーノ米大統領副報道官は15日、小泉純一郎首相の靖国神社参拝について記者団に「アジアには歴史的に複雑な問題があることは理解しており、地域が協力して取り組めることを望む」とした上で「首相の訪問は日本の国内問題であり米国は関与しない」との見解を示した。
 中国の胡錦濤国家主席や韓国の盧武鉉大統領はこれまでブッシュ大統領との会談で首相の靖国参拝を批判してきたが、大統領が同調することはなかった。大統領は「友人が他の友人らと良好な関係であることはわれわれの利益でもある」と述べるにとどまってきた。

--------------------以上引用-------------------

 ふ━━( ´_ゝ`)━( ´_ゝ`)━( ´_ゝ`)━━ん、要は日米同盟VS特定アジア枢軸ってことかい。これほどあからさまだとなぁ~笑うしかないな。

 それにしても、今回駐シナ特命全権大使はまともな仕事をしたようでこれはこれで喜ばしいことである。もっとも前任者が酷すぎたということかもしれないが。

 恐らくこれからも特定アジアや露助などといったロクでもない野蛮国との虚々実々の闘いを繰り広げるだろうから、今後も外務省も「害務省」などといわれないようにするとともに、アカピーに代表される國売りマスゴミ共を掣肘していくべきであろう!
スポンサーサイト
2006.08.16 Wed l 政治 l コメント (0) トラックバック (3) l top

コメント

コメントの投稿












トラックバック

トラックバック URL
http://stamen.blog6.fc2.com/tb.php/234-5a5c6c91
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
 我が国が戦前より抱える、最大の不良債権と言える存在である、税金泥棒日本王者の外務省ですが、ここ最近、かなりまともな仕事をする人間も多く見られるようになってきている中、その外務省の中でも屑中の屑と言われる存在であ
2006.08.17 Thu l 或る浪人の手記
筆者などは非常に単細胞でありますので人で埋め尽くされた靖国の参道を見ると,思わ...
2006.08.17 Thu l もののふのこころ
 いつ参拝しようがどうしようが、年がら年中『靖国参拝』に反対する記事、社説を書き散らしている朝日新聞。やれ中韓(アジアと言ったりする)との関係がギクシャクするだの、やれアジア(実際は中韓だけ)外交が破綻しただの喧しい